【ヒダプロ】飛騨のプロフェッショナルに迫る!第3回「雲英さん」
- どうも。
- 山村一颯(やまむらいっさ)です!
- 今回は、ヒダプロ第3回目です。
→ ヒダプロについて
この記事を読むメリット
- ありがとうファームさんについて教えてほしい
- どんな人なのか知りたい
- どんなお仕事があるのか知りたい
今回は、飛騨のお仕事を若者目線でご紹介する企画「ヒダプロ」の第3回目になります。
今回の記事では、飛騨の事業者さんである「ありがとうファーム」さんに迫ります。
どんな人がどこで、どんなお仕事をしているのかを見ていきましょう!
飛騨神岡の有機農業「ありがとうファーム」さんのストーリー
代表の雲英顕一(きら けんいち)さん
代表の雲英顕一(きら けんいち)です!
神通川の水源地【飛騨神岡流葉】で、完全無農薬の野菜、お米、大豆、イチゴ等、味が濃く美味しい、栄養価の高い作物を栽培しています。
1965年 東京生まれ・東京育ち
- 無農薬農業歴20年目
- 発酵活動歴12年(手前味噌づくり・自家米乳酸発酵飲料など)
- 自家製発酵肥料製造歴5年
- 岐阜県飛騨市認定農業者
- 岐阜県飛騨市有機農業推進協議会会長
- NPO Earth as Mother 岐阜エリア長
- SAJスキー準指導員
1997年 会社員の傍ら無農薬で米と野菜作りを始める
2003年 脱サラ就農(3年間、自然循環農法を学ぶ)
2009年 株式会社ありがとうファーム設立(千葉県香取市)
2015年 飛騨市有機農業推進協議会設立。会長に就任。
2020年 オーガニックエコフェスタ・野菜の栄養価コンテスト小松菜部門で最優秀賞受賞。総合部門でグランプリを受賞
2021年 同コンテストにて、小松菜部門で最優秀賞受賞
大地と共に心を耕し、私達の作物で食卓を笑顔に

「この飛騨の美しい自然環境を、 未来の子どもたちへつなげてゆく」
それが私たちのミッションです!
遙か昔から、
きっとわれらの祖先は、名もなき一人のひととして、
次のまた次のそのまた次の世代・・・
未来の子孫の為に、目の前にある自然に感謝し大切に育みながら
周りの人々と共に力を合わせて暮らしてきたのだと思います。
私たちは大自然に生かされているんだ。
雲英さんは、50歳を過ぎて残りの人生を考えたとき
この飛騨の美しい自然環境や暮らしを「未来の子供たち」につなげてゆきたい。
そう感じたそうです。
私たちは大自然に生かされているんだ。
と思えることが、あたりまえの世の中になってほしい。
そんな願いを持って化学合成農薬・化学肥料などを使わない、環境にできるだけ優しい方法を考えながら、お米や大豆、季節の野菜を育てることを意識されているそうです。
そして、その農産物を微生物の力で発酵させて、「化学的な添加物などは一切使用しない」調味料等を使った加工品を製造されています。
▶︎ ありがとうファームさんのInstagram
雲英顕一(きら けんいち)さんのお仕事

改めまして。
雲英顕一(きら けんいち)です。
私の方では、丹精込めてお世話をさせていただいた農作物や、その農作物にて製造した無添加の加工品、その他地元のこだわりの品物を宅配便にてお届けいたしております。
・飛騨の自然を丸ごと頂く(お野菜の宅配BOX)
・高冷地ひだ神岡の寒暖差が生み出す味と旨み
- 春:おまかせ山菜セット(GW前後)
- 夏:高冷地ならではの野菜など
- 秋:大根などの根菜・葉菜野菜
- 冬:たかやまもち米を使ったお餅やお漬物
僕は、奥飛騨の森で採取したアカシアやトチのはちみつというのが気になりましたね!
ふるさと納税はこちら。
農業の体験の場所づくり
体験を通じて農や食への理解を。
「自分はもともと大自然の仕組みの中の一部」ということを意識しなくても体感してしまうのが、農業(自然)体験だと考えています。
- 田植え
- 稲刈り
- 餅つき収穫祭
- 手前味噌作り
など地域の子供達や障がいを持たれた方々も参加しながら、実際に見て触れて味わう事で、食べ物や自然への理解が進むよう取り組んでいます。
四季折々の自然アルバムが体験にご参加された方(特に「お子さま」)の豊かな感性を育み、心の優しさに繋がるように。
そんな願いも込めて、自然が与えてくれたフィールドを体験の場としてご提供しております。
土に入れる肥料などの放射能の検査

放射能に汚染されていない土壌を次の世代に引き継ぐために、地元産以外の肥料などを、放射能検査を実施しています。
放射性セシウム及びヨウ素。0.5bq/kgの測定基準(通常は検査している所でも10bq/kgの測定基準です)でND(検出されず)の物を原則施用しております。
また、出荷する農作物はこの土壌から生産されるもので、全て自社スタッフが自身で食べているものをご提供しております。
「自分で食べないものを販売しない」ことを意識されているといいます。
あたりまえのように感じますが、とっても大切なことですね。
農業と福祉で地域コミュニティづくり

私の中では、小さいころからの様々な体験や想いと繋がり、日々心を立て替えさせて頂きながら、Earth as Motherの理念に基づいて有機農業や様々な活動をさせていただいております。
「未来の子どもたちにより良い環境と暮らしを繋げて行く」
- 作物にもこころがある。
- 自分の心の状態に良くも悪くも反応する。
- 日々の小さな一つ一つに幸せや喜びを持てるような心持ち。
- 人様や自然への感謝を言葉遣いから変えさせて頂き実践すること。

未来の子どもたちが、心身ともに健康に笑顔で暮らせる持続可能なコミュニティ再生を目指しておられます。
地域の方々と共に力を合わせて生きてゆけるように。
地域で暮らす障がいをもたれた方や様々な理由で生活が困難になられた方々に、自立の為の訓練やお仕事の場を少しでも提供されています。
無農薬農業の郷づくり

無農薬農業の郷づくりを目指しています。
2015年春、Earth as Motherのご指導の元、飛騨市有機農業推進協議会を行政や仲間の皆様と下記目的の元に立上げました。衰退する農業を有機農業で立て直すために、
- 耕作放棄地を無農薬の耕作地に利用する。
- 新規就農者が農業で自立できる人脈作りをする。
など、「無農薬農業の郷づくり」を目指しています。
【連絡先】ありがとうファーム雲英顕一(きら けんいち)さんへのご依頼
- 本社:岐阜県飛騨市古川町数河1401番地
- 事業所:岐阜県飛騨市神岡町西1302番地
- 電話:0578-82-3419
- ホームページはこちら。
ありがとうファームさんのお野菜
ということで、ご紹介は以上になります!
最後に
僕も実家が農家ですので、有機農業や若手の育成を広めていきたいという思いに共感しました!(山村一颯より)
このように、飛騨の事業者さんをご紹介していきたいと思います!
まずは、「100事業者さん」をご紹介することを目指しております!
引き続きよろしくお願いいたします。
最後までお読みくださりありがとうございました!