
【科学的な適職】科学的に「幸福度」が最大になる仕事を選ぼう
目次
【科学的な適職】科学的に「幸福度」が最大になる仕事を選ぼう

今回は、著書「科学的な適職」をご紹介します。
- 就活をしている
- 転職を考えている
- 今の仕事について考えている
僕自身、就活、起業、副業をするうえで、とても参考になりました。
適職(てきしょく)とは??

ここでの適職とは、「科学的に幸福度が最大になる仕事」のことです。。
周りの人で、適職につけている人は少ないと思います。
それほど、適職を選ぶことは難しいといえます。
では、なぜ難しいのでしょうか?
仕事選びが難しい理由

職業を選べるようになったのが最近だからです。
19世紀までは、「農家の子は農家」など。
身分や階級によって、仕事が決まっていました。
そのため、仕事は自分で選べません。
選ぶ必要がなかったとも言えるでしょう。
そのため、仕事選びで迷うことすらなかったでしょう。
しかし、現代では職業を選べますし、選ぶ必要があります。
まずは、なぜ仕事を選ぶことが重要なのかを見ていきましょう。
なぜ、「適職」を選ぶ必要があるのか?

- 終身雇用の崩壊
- 人生100年時代
- みんな働き方が違うから
大きく3つ理由があります。
1つずつみてきみましょう。
①終身雇用(しゅうしんこよう)の崩壊
1つ目の理由は、終身雇用(しゅうしんこよう)の崩壊です。
これまでは、1つの会社に就職し、定年まで勤めて、退職金をもらうという終身雇用を多くの企業で取り入れていました。
そのため、転職や副業、起業をする人はあまりいませんでした。
しかし、現在では世の中の変化が激しく、企業の平均寿命は7年とも言われています。
私たちの寿命は80歳を超えています。
1つの会社に定年まで勤める時代は終わりました。
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②人生100年時代

- 退職してからの時間がたくさんある
- たくさんの仕事のスキルが必要
- 定年後も働く必要がある
私たちの寿命は伸び続け、仕事をする時間が長くなりました。
定年も今では、60歳から65歳へ引き上げられ、70歳、75歳とさらに引き上げられるでしょう。
そんな中、どうせ仕事をする時間が長くなるなら、いろんなスキルが必要だし、年金がもらえるかも怪しいので、定年後も必要が出てきました。
③みんなが同じ働き方の時代じゃない

- 見本がない
- コロナなどの予測できないこと
- 変化していくスピードが速い
臨機応変な働き方が必要
- 社内で起業
- 就職せず、起業
- 本職と副業をする
- 主婦をしながら副業
- 転職する
などなど。
このように、現代は様々な働き方ができる時代です。
みんなが同じ時代ではない。
これら3つの理由から、私たちは、自分に合っている仕事や働き方をしっかりと見極めていく必要があるのです。
「好きなことを仕事に」する人は長続きしない

よく言われている「好きなことを仕事」にするとうまくいくとは限らないようです。
好きなことというのは、自分に対して大きな期待があるといいます。
- やりたくないことをしなくなる。
- やりたくないことでも、しないといけないことがほとんど。
- こんだけやったのになぜできないのか?と期待とのギャップを感じやすい。
そのため、だんだんと満足がいかなくなり長続きはしないといいます。
努力の量が「情熱」になる

- 時間
- 労力
- お金
これらを費やしたエネルギーだけ、「情熱」に変わる。
好きなことが仕事になるのではなく、今あること対してエネルギーを注ぐからこそ、それが適職になる。
つまり、今あることを続けるから、それが「適職」になる。
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好きを仕事に「していなかった」偉人たち
- 起業家のスティーブ・ジョブズは「思想家」になりたかった。
- 画家のゴッホは「神父」になりたかった。
- 政治家、軍人のナポレオンは「小説家」になりたかった。
偉人たちでも、好きなことを仕事にしていなかったことがわかります。
好きなことを仕事にするのではなく、今できることを続けたからこそ偉人になれたんですね。
まとめ

- 適職とは、「幸福度が最大になる仕事」
- 終身雇用がなくなった
- 人生100年時代を生きるために。
- みんなが同じではない時代
- 好きを仕事にしても長続きしない。
- 偉人たちも好きを仕事にしていない。
- 今できることを続けるとそれが適職になる。
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以上です!
ありがとうございました!
参考文献