
【心理学】幸せになれば成功できる「幸せと成功の心理学」を徹底解説
目次
【心理学】幸せになれば成功できる「幸せと成功の心理学」を徹底解説
- どうも。
- 大学生ブロガー
- 山村一颯と申します。
- → 自己紹介はこちら。
さて。
今回は「心理学」についてです。
心理学について学べば、生きる上でとても有利になります。
この記事を読むメリット
- 目標を達成するためにどのように行動していくべきかがわかる
- 私たちが日々無意識に行なっている行動の理由がわかる
心理学について学ぶことはな生きる上での損を減らし、成功に近づくことができるため、とてもおすすめです。
僕も自分や人と向き合うときには、心理学を参考にしています。
というわけで、この記事では、「幸せと成功に関する心理学」を解説していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
幸せと成功に関する心理学
ここでは、幸せと成功に関する心理学について解説していきます。
この章の結論としては、
- 幸せと成功には7つの法則がある。
- 「成功」すれば「幸せになれる」というのは実は順番が逆。
- 正しくは、「幸せ」だから「成功できる」ということ。
というのがざっくりの結論になります。
これがいったいどういうことなのか見ていきましょう。
幸せと成功に関する7つの法則
「成功するから幸せになれるのではなく、幸せだからこそ成功できる。」
このことを心理学の世界では、「幸福優位性(こうふくゆういせい)」といいます。
そして、この幸福優位性には「7つの法則がある」とされています。
- 幸せな方が脳のパフォーマンスが上がる
- 心の持ちようで成果が変わる
- 思考は良くも悪くもパターン化する
- 挫折・ストレス・困難が人を成長させる
- 試練を小さくし、コントロールする
- 意思の力には、限界がある。習慣化のテクニックが必要
- 人間関係が最高の資産である
というものです。
最も重要な3つの法則
- 幸せポジティブな方が脳のパフォーマンスが上がる
- 意志の力には限界がある
- 人間関係こそが最高の資産である
という3つの法則についてピックアップして解説していきます。
【1つ目】:幸せな方が脳のパフォーマンスが上がる
では、まず一つ目。
幸せポジティブな方が、脳のパフォーマンスが上がる。
という法則についてです。
一見すると、「成果を出すから、幸福度が上がる」という順番のように思いますよね。
しかし、これは実は「逆」というのがたくさんの客観的な研究によって明らかにされています。
実際には、幸福度が高い時の方が人は、モチベーションや競争心が高くなるといいます。
となると、いったい何をすれば幸せになれるのでしょうか?
何をすれば幸せになれるのか?
「どうやって幸せになるか」ということには、趣味などにより個人差があります。
しかし、それでも多くの人に当てはまりやすい幸福度上げやすい方法が7つあります。
それは、
- 瞑想(めいそう)
- 運動
- 楽しみを持つこと
- 人に親切にすること
- 環境を整えること
- 経験にお金を使うこと
- 自分の強みを発揮すること
という7つです。
⑴瞑想(めいそう)
1つ目は瞑想です。
一つ目の瞑想については、最も効果の高い幸福度を上げる方法です。
- 時間としては1日たったの5分でもOK
- やり方は呼吸だけに意識を集中すること
- おすすめは、背筋を伸ばして座り目をつぶって行うこと
瞑想を習慣的に行うことで、
- 幸福度向上
- 集中力向上
- 免疫力向上
- ストレス軽減
このように脳の配線が永久的に変化します。
⑵運動
続いて二つ目は運動です。
運動については、
- 脳機能アップ
- 身体機能アップ
- ストレス解消
- 気分やモチベーションのアップ
など、たくさんのメリットを同時に得ることができる最強の脳トレです。
⑶楽しみを持つ
続いて三つ目は、楽しみを持つことです。
小さなことであっても、何かしらの楽しみを持っている人は幸福度が高いものです。
⑷人に親切にする
4つ目の人に親切にすることです。
これについては、意識して親切な行動した方が、幸福度が向上します。
「一日一善」という言葉がありますが、
「1日一つは親切な行動をしてみよう!」というように意識して行なった方が効果的だとされます。
⑸環境を変える
続いて5つ目は、環境を整えること。
幸せな人・ポジティブな人と一緒にいるだけで、自分も前向きな気持ちになれます。
自分に関係のないネガティブなことから目を背けることは、決して悪いことではないと思います。
→【人間関係】あなたの職場や学校にいる関わってはいけない人たち5選
⑹経験にお金を使う
続いて6つ目は、「経験にお金を使う」ことです。
稼いだお金のほとんどを「もの」に使ってしまう人は、これをきっかけに「お金の使い道」を見直した方がいいかもしれません。
⑺自分の強みを発揮する
最後に、7つ目は自分の強みを発揮することです。
- 聞き上手だとか
- 人にアドバイスするのがうまいだとか
- 料理が上手とか
誰しも得意なことはありますよね。
何でもいいので、自分の得意なことを発揮できると幸福感を得やすいです。
逆に自分の強みが発揮できずにいると、人に嫉妬してしまうことが多くなります。
これは、幸福度を下げることにつながるのでなるべく避けるようにしましょう。
以上のような7つの方法により、幸福度をアップさせることでパフォーマンスやモチベーションが上がります。
【2つ目】:意志の力には限界がある
次に、意思の力には限界があるという法則について掘り下げていきます。
- 運動を習慣にしよう
- 筋トレをしよう
- ダイエットしよう
みたいに思っても、継続するのはそう簡単じゃないですよね…
実はこれは、脳の性質上仕方のないことです。
- なるべく楽をしたい
- なるべく同じやり方を変えたくない
私たちの脳には、このような性質があるからです。
心理学者として偉大な功績を残したウィリアムジェームズ氏は、
人間とは単なる「習慣の塊」に過ぎない。
という言葉を残しています。
それほど習慣が重要であるということです。
ということは、逆に言えば、
習慣を制するものは、人生を制する
ともいえそうです。
「習慣」にするためには?
そこで、習慣を制するために有効な方法を紹介していきます。
習慣を制するためには、行動までのハードルを操ることです。
例えば、
- 朝イチでランニングを習慣にしたいのなら、ベッドのすぐ隣にスポーツウェアを用意しておく。
- ゲームのしすぎを辞めたいなら、ゲームの電源を抜いて一式まとめて物置の奥にしまう。
このように、習慣にしたい行動のハードルはなるべく下げて、消し去りたい行動のハードルは高くしてしまうこと。
これが脳の仕組み上、理にかなった方法です。
どのくらい続けると習慣になるの?
3週間続ける。
目安としては諸説ありますが、3週間続けることができれば、脳はもっとやりたいという気持ちになりやすくなります。
そして、さらに3ヶ月続けることができれば、もはやそれをしない方が気持ち悪いという状態になります。
つまり、習慣になります。
習慣を作るための目標の決め方
習慣にするということは、やり抜く力が必要
実際、目標達成に関する長年の研究成果を見ると、成功者には思考や行動の共通点があることが分かっています。
では、その思考や行動のパターンとは一体どんなものなんでしょうか?
それは達成率が上がる目標の立て方をしているという点です。
- どんな目標なのか
- いつまでに達成するのか
- どのように達成するのか
- 達成するメリットはどんなものか
- 達成する際の障害はどんなものか
達成しやすい目標とは、「具体的な目標」のことです。
これらを具体的にすることで、目標達成の確率が高くなることが分かっています。
どんな目標か?
- 「5キロ痩せる」
- 「年収を100万円あげる」
例えば、痩せるとか、給料を上げるというような目標ではなく、なるべく数字で具体的に表す。
いつまでに達成するのか?
- 「5キロ痩せる」「年収を100万円あげる」
- 8月までに達成する。年内に達成する。
- じゃあ、そこから逆算して11月までにこう。
- 10月までにこう。
- さらに逆算し今週はこれとこれを達成する。
というように
- 1年単位
- 1か月単位
- 1週間単位
- 1日単位
と、やるべきことを明確にする方が達成しやすくなります。
どのように達成するのか?
また、例えば、
- 今週は毎日10分ウォーキングしよう。
- おやつはクッキーではなくアイスにしてみよう。
みたいな感じで、どのように達成するのかをとことん具体的にします。
達成するメリットはどんなものか?
そして、途中で諦めてしまわないように目標を達成するメリットを具体的にします。
この目標を達成したらどんないいことがあるだろう。
- 生活が良くなる
- 今よりモテるようになる
- 家族や恋人友人が喜んでくれる
- 自分の事をもっと好きになれる
など達成後のメリットについても具体的にすることが大切です。
達成する際の障害はどんなものか?
- 痩せたいけれども、途中でお菓子が食べたくなるかもしれない。
- 成績をあげたいけど途中でゲームがしたくなるかもしれない。
というような目標達成の障害になるものを明らかにしておきます。
これらの障害をどう乗り越えるのかについてですが、これにはイフゼンプランニングという方法が有効です。
イフゼンプランニング
イフゼンプランニングとは、「もしこうなったらその時はこのような行動をする」という風にあらかじめ決めておくという方法です。
このイフゼンプランニングをあらかじめ設定しておくことで、何も考えなくても行動に移せるので挫折を防ぎやすいです。
例えば、
- もしお菓子が食べたくなったらコップ一杯の水を飲む。
- もしゲームがしたくなったら5分間だけ外を散歩してみる
「もしこうなったらこうする」とあらかじめ決めておくことで何も考えなくても行動に移せるということです。
完璧を求めない
しかし、あまりに完璧を求めすぎてしまうと、完璧でなくなった瞬間にどうでもよくなってしまうということに陥りやすいです。
ですので、それを防ぐためにも成長にフォーカスするようにすべきです。
例えば、「最初に計画したスケジュールからは若干遅れてはいるけれど、もう2 kg 痩せてるじゃん!」みたいな感じです。
というわけで、以上が習慣に関する心理学についてでした。
【3つ目】:人間関係が最高の資産という法則
続いて、「人間関係が最高の資産」であるという法則についてです。
結論、良い人間関係から得られるのは、
- 幸福度アップ
- モチベーションアップ
- ストレス軽減
良好な人間関係を持つことは、お金や地位を得ることよりも幸福感や人生の満足度を向上させます。
さらには、食事や運動よりも健康に対して大きな影響を与えるということすらわかっています。
- お金も地位も持っていて、食事や運動にも気を使っているけど、ひとりぼっちの人
- お金も地位もないし運動習慣もない食事も偏っているけど、大好きな友人家族恋人がいる人
この両者では、後者の方が幸福度や健康度が高いことが往々にしてあるということです。
意外とに落とされる人間関係
これほどまでに人間関係は大事な役割を担っていますが、その重要性は意外と見落とされがちです。
- 成果を出すことだけにとらわれる
- 自分の殻にこもって頑張ろうとする
- 他人を蹴落としてでも自分さえできればいい
このような方法は、効率が悪いです。
それよりも、仲間や家族と一緒に取り組むことで、ライバルと切磋琢磨しながら上を目指すことができます。
また、家族や友人・恋人との休日を楽しみながらやることの方が実は効率が良かったりするということです。
成功している人ほど人間関係をとても大事にし、それを推進力にしているものです。
達成したい目標があるという「志高い人」ほど見落としがちである人間関係ですが、この資産への投資も忘れてはいけません。
というわけで以上が、人間関係こそが最高の資産であるという法則についてでした。
→
まとめ
この記事では「【心理学】ムカつくほどおもしろい「幸せと成功の心理学」を徹底解説」というタイトルを下記の内容にて解説しました。
- 成功すれば幸せになれるのではなく、幸せな人こそ成功できる。
- これを心理学では幸福優位性という。
- 幸福優位性には、数千の研究に基づいた7つの法則がある。
今回は7つの法則のうち3つの法則について掘り下げて解説しました
- 幸せな方が脳のパフォーマンスが上がる
- 意思の力には限界があるしたがって習慣化のテクニックが必要である
- 人間関係が最高の資産である
今回は以上です。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました!
参考・引用文献
こちらの動画を参考・引用させていただきました。